おお寄る年波よ

もともと、元気な印象はない風貌です。

昨今の悩み:若いころと同じ服は似合わない

 

黒ばっかり着ていたけれど、今は黒づくしが似合わない。

ボーダーTOPSはカジュアル過ぎる。部屋着専用。

ゆるいデニムは、OFFの日でもなんだか厳しい。

女の子感が消えた今、ボーイッシュな服はただの中年に見えてしまう。シンプルなだけのスタイルでは、貧相に見えてしまう。

ヘアアレンジすると白髪がひょっこり顔を出す。

 

対処法を見つけなくてはなりません。

女性っぽさを足さないと中年が目立つ。

クラス感のある素材のものを着る。ツヤのある素材のブラウスやニットなど、TOPSには少し華やかさを足したほうがよい。

若いころはノーアクセサリーで良かったけれど、少しはキラキラするものを付けるべき。私は指輪や時計を付けないので、指先はせめてネイルを。

体型カバーが目的の服は老ける。タイトスカート&ヒールがベスト。

 

しかしそれでも、譲りたくないものもあります。

VERY的な「ステキだと思われたい」がモチベーションの服は退屈だ。自分らしくありたい。だからインドECで買った服も着る。人とかぶらず、トレンドにも乗らない服が好きだ。

セミロングのふんわりパーマヘアにするのは中年の敗北だと思っている。髪だけはこのまま伸ばす。貧相に見えないように、髪を巻こう。

 

 

トレンドはシルエットが勝負なのですが、その勝負からはもう降りてしまって、ブラウス(ニット)&タイトスカートや、ワンピースを着るようにしていきたい。

もう人生半分が見えてくる年なので、本当に気に入ったものだけを考えて生きたいなぁと。ちょっと本当に、がっつりクローゼットを入れ替えないとな(早速、ダメージ入りのデニムを捨てよう)。

5インド

インドトピックが5つたまったので配信します。

 

1インド

先日ナマステインディアに行きました。そこでメヘンディを書いてもらった素直な感想。手首に書いてもらったのですが、なんだろうこの溢れる厨二な感じ。もしや、「Fate」の令呪のイメージ…? ジャンプ的な、邪炎黒龍波みたいな何かを出すイメージ…?

あと、なかなか会社でヒヤヒヤします。もちろん長袖でかくしていますが、ちらっと見えた時の「会社にフィットしない感」がすごい。私も大人になりました。昔働いていた会社では破れたジーンズ&タトゥの同僚がゴロゴロいて見慣れたものだったのですが。

そして1週間経った今はもう絵柄に飽きています。まだまだ薄まる気配無し。ううむ。

 

 

2インド

英一蝶の「涅槃図」を見に、ボストン美術館展へ行きました。

美の巨人たち」で予備知識はあったものの、実物を見ると迫力が違いますね。パースは狂っているのですが、近くで見た後一歩引いて大きな絵を見上げると「やっぱりパース狂ってるw」とクラクラします。と、同時にその絵に引き込まれているんですね。嘆き悲しむ弟子、動物、天界の人の「動」の中で、釈迦一人だけが死という「静寂」に包まれている。釈迦にとっては死は悲しむことではないので、そこでも周囲との対比が生まれています。そういえば釈迦ってインド人なので、おそらくもっと肌が黒かっただろうなぁと思いましたね。

 

 

3インド

その足で、始まったばかりの運慶展へ。

今回の運慶展、私が一番心躍ったのは四天王像です! 展示スペースの四方に置かれた像。天井からのピンライトと、足元からのライト×2で照らされた雄々しい姿。そしてなんともカッコいいキメポーズ! すごい迫力。尊い。語彙力が奪われる圧巻の尊さ。もともとインドの神様ですから、鎧の模様や戟も「あぁインドだわ」としみじみ。仏像の世界、尊さとインドでまだまだ掘れる気がしております。

 

 

4インド

その足でさらに、アメ横のスパイス店 大津屋さんへ。スパイスをたくさん入手してきました。スパイスを使って、ケララチキンカレーを作ってみたところ。ココナツオイルとココナツミルクでサラサラ、だけどスパイスで辛くて美味しい! ちなみに参考にしたのはこちらの本です。

南インド料理とミールス

南インド料理とミールス

 

 ケララチキンは作った直後が美味しかったです。お昼に食べて、夜も温めなおして食べたんですが、夜はスパイスの香りが飛んでいたせいか薄味に感じました。追いスパイスで調整すれば良かったのかな?次回の課題です。

 

 

5インド

それから、ヨーガを真剣に再開しようと思い、久しぶりにヨーガのクラスを受けてきました。通いやすいAにするか、ちょっと遠いけど興味があるBにするか。今日はAを試したので、次はBにおためし行ってきます。いずれはインストラクター資格欲しいと思ったりするけれど、民間資格だし、おそらく人前でインストしたいと思う日は来ないような気も。

民間資格は本当にいまいちで、利き酒師なんかも、取得したら給料上がる企業とかなら取ってもいいと思いますけどねえ。お金さえ出せば通信でとれたり、年会費が必要だったり、そのあたりもうーん。

話がそれましたが、ヨーガに何故戻ってきたのかと言うと、自分の心と身体をもっとうまく繋げてコントロールしたいと思ったから。筋力も柔軟性もないほうですが、インスタ映えするポーズが取りたいわけでもなく、ただ私だけのヨーガを見つけたいと思うのです。今からでも、何かずっと続けられるものを持ちたい。なので、きちんと基礎から学ぶ環境が欲しいんですよね。いずれはインドのアーシュラムにも行ってみたい、過酷そうだけど。

 

 

 

 

 

その他、猫が飼いたくてインスタで猫ばっかり見ています。

私が飼いたいのはベンガルで、夫はシャムが好き。さて、どちらになるでしょう。まずは引っ越ししないとダメなので、いつになることやら~。

 

 

GOT S7

GOT  S7見終わった! 一気に! ありがとうHBO! ありがとうAmazon

ネタバレ感想です。

 

 

 

熱い! 展開が最高に熱い!

北壁の向こうにジョンを助けに来たデナーリスの「ドラカリス」シーン、熱い。思わず「うおおおおお」って叫んだw

ここにきて、玉座の奪い合いから生者vs死者の戦いに。これを描きたいがために、退屈で暗い北部から描き始めたのかなって。北に近く、ナイツウォッチが身近。ジョンが孤児になってドーン辺りにもらわれていたら、別の話になっていたでしょうね。

実際、S7は展開が早く、今までのシーズンのグダグダした人間模様は必要だったの?と思うレベル。ただ、そのグダグダがあってこそ、S7の「オールスター全員集合」が楽しめるのです!きっと!

次のシーズンでは、さらに伏線というか、このキャラどうすんの?が解決されるといいなあ。

ジェイミーはサーセイに愛想を尽かしてしまったのか?(だとしても、もし子供が生まれたら?) 

ロバート・バラシオンの落とし子(久しぶりの登場)は北の戦いで鍛冶屋として活躍した後、王都で王になるのか? 

ダヴォス(玉ねぎの騎士)や、ジョラー(灰麟病が完治)は生き残るのか?(フラグ立ちすぎのおじさん枠二人) 

地下につながれたドーンのエラリアはそのままなの? 

ブロンは城を持てるのか?w 

アリアはこの後も顔を使って活躍し、ブランは三つ目の鴉として生きるの?(もう以前のような普通の人には戻らないのかな)

サンサはレディスタークとして生き残りそうだけど、ジョンは死にそうというか。ジョンとデナーリスが両方生き残るとは考えにくいような。ただ、前例があるので生き返るというカードがあるよね。

 

ほかの人のサイトでも見たのですが不満な点やツッコミや感想をいくつか。

殺したら終わりだから殺さないというだけで、サーセイの存在意義ってもういまいち感じないのです。サーセイのそばにいて味方をしているのは、マッドサイエンティストなクァイバーンと人造人間マウンテンだけじゃない? 舞台が北の戦いに移った後、どうするんだろう?飛び道具の火素をまた作るくらいしか、派手な演出はできないだろうし。身重だしねえ。

ジョラー・モーモントの父が北部で活躍していたあの爺さんで、いとこだか姪だかが、はきはき喋るお嬢ちゃんか! モーモント家すごいんだね。と、同時に、やっぱりジョラーはもう少し若いキャストが良かった。30代の俳優なら、デナーリスとの恋愛に似た関係性も描きやすかったのではと思う。

ハウンドと一緒に行動しているミアのソロスって、すごい人なんだね。そういえば何度も生き返ったとか言ってたわ。まったく忘れてたキャラだわ。アリアと一緒にいた人で言うと、ジャクェン・フー=ガーのことばっかり気になってたわw 燃える剣かっこいいわ。

今思うとアリアが失明した下りや、ラムジーボルトンの残虐描写はそこまで必要なかったのでは。主要キャラそれぞれが苦汁をなめ、臥薪嘗胆っていう話なのは分かるが、S7は本当に展開が早いので「今まであんなにジメジメだらだらやってたのに、今回は妙にすんなり進むな」と思ってしまいがち。

最後、デッドドラゴンに死者のおっちゃん乗ってたけど、意外とすぐに乗りこなせるんですね。ママ以外でもすんなり乗せちゃうのドラゴンたん。デッド属性だから、おとなしい性格なのかしら。

死者との闘いシーンは、ちょっとしたウォーキングデッド!w よく見たシーン!w

 

シオンがヤーラを助けるため、今までとは心を入れ替えて頑張るシーン、既定路線すぎて面倒臭かった。シオンもまっとうに生きていくように描いてあげなくちゃね、それは分かるけど。

ジョンが突然、デナーリスのことを「デニー」て呼ぶの笑うw

 

 

そんな感じで。

AmasonビデオでS7まとめ買いしたので、何度でも見ますよ! S8が楽しみです。とにかく楽しみです。

 

夏を楽しむ

読書しましたー。

ビルマの竪琴 (新潮文庫)

ビルマの竪琴 (新潮文庫)

 

書店で見かけて、国語の授業で一部を読んだことを思い出しました。話を全然覚えていなかったので、再読。8月に読むには悲しいお話。先日NHKインパール作戦の番組を見たところだったのでつらい。今年はタイにも行ったし、しみじみと「よくこんなところまで攻めたなぁ日本軍」という印象です。良い悪いの話はここでは置いておいて(燃料になりがちなので)、すごい時代だったなあと。しっかり生きねば、と思いますね。命がある限りは。

 

 

 

夏がとにかく苦手。暑いのが苦手。今年は涼しかったのでやや拍子抜け。暑くても文句、涼しくても文句ですw そういうもんですよねー。

積極的に夏を楽しみに行かないと、「暑いのやだなあ、夏嫌い」って言って終わってしまうので、楽しみを作ることにしていました。

花火大会に行ったり、大好きなトウモロコシとスイカをたくさん食べたり。お盆明けからジョギング再開したり。南インドカレーを食べに行ったり。海外旅行♪ナイトプール♪インスタ映え♪とかではありませんが、地味にちまちま夏っぽさを感じて楽しめたので、良かった。8月のうちに線香花火をやって夏を締めくくります!

 

さーて。

寝かしていたGame of Thrones S7を、Amazonビデオで見ますよ! 集中して一気に見たいので待ってました。Amazonビデオありがとう。

 

APPLEやめました

数年前、手元にあるのがMac Book AiriPhoneiPod

「やったぜ。3枚そろったぜ」

じゃなくて。買ったのは自分なのに「そんなにアップル好きじゃないくせに揃えすぎだろう?」と思っていたんですよね。時代の流れもあると思うんですが、次回以降は別のものを検討しようと決めていました。

 

まず脱したのがiPhone

4年前、XPERIAに変えて半日後にiPhoneを見返したとき「おしゃれな北欧知育玩具」に見えたんですよね。なんだかPOPで、使い心地が易しくて。直感的に使える練られたUI、なんですが、もっと使いにくくてもパソコンっぽいやつが好きなんですよ私たぶん。それが決定的にアップルをやめるきっかけになりました。

そして最近、Mac Book Airさんがお亡くなりに。もう限界。これはまずい。さすが6年選手。というわけで、夫が出張時に使っている(普段は置物になっていた)SURFACE BOOKを使わせてもらうことに。これまた、目から鱗。なにこの解像度。画面はタッチパネルだし、普段見ているサイトがくっきりハッキリ美しい。You Tubeでさえ、色味が違う。なにこれ。サイコーかよ。

その後、iPod NANOもタッチパネルが利かなくなり(製造も中止になったし)。気になっていたWALKMANのNW-A30(レッド)に変えたんですよ。これまた全然違ってですね。さすがハイレゾ対応、もうすぐ40、初老のWALKMANブランド。溜息。iTunesで今まで聴いていた曲が「あれ?こんな音入ってた??」という状態でして。イヤホンは変わらずゼンハイザーなので、今までゼンハイザーの無駄遣いをしていたって感じでしょうね。

 

という流れでアップルの駆逐に成功。とうとう、家からアップル製品が消えました。いま、まったくゼロです。あえて気になるとすれば、別にSONYファンじゃないんですよ。SONYはやっぱり20世紀後半のジャパンブランド感があって、世の中でオシャレとされるのはアップルですよねー。海外旅行に行っても、特にアングロサクソンな人たちはiPhoneを持っていて「世界と同じもの」感はありますね。

 

アップル製品はいま、ちょっと勢いがないと思う。どこでも見かけますけどね、iPadとか。使いやすい、おしゃれっていう2点だけでも、買う価値はあると思う。私はたとえ使いにくくて、スタバに持っていけなくても、ウルトラ画面キレイとかウルトラ音質良いとか、自分がうきうきするものを持ちたい。今のアップルの「おしゃれな顔して中身はふつう」なのが、購買意欲をそそりませんね。昔のアップルってもっと、使いにくくてもかわいいやつだったのにな。たぶん25年くらい前。

 

もう少し攻めていて、誰もがスタバに持っていかないアイテムが出たら、またアップルを買う日がくるかもしれません。その日まで、Good Bye APPLE

いつも道の途中

 

Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia (international export edition)

Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia (international export edition)

 

 

 

 

 

この映画を最初に見たのは、飛行機の中でした。

その頃はハビエル・バルデムもピンと来ていなかったし、ただジュリア・ロバーツだから見たという感じ。感想はと言うと「なにこの自分探しムービー」だったんですよね。

 

その後、DVDを借りて見直した時のカットシーンでぐっと来ました。主人公リズの友達、デリア。念願だった子供が生まれて以来、リズとデリアはお互いに無い物ねだりをしているんですね。リズは子供と家庭を持って安定しているデリアに対して焦りを感じているし、デリアは自分が選択した道と分かっていても「子供を持つのは顔に入れ墨を入れるようなもの」と思い、自由に旅に出ることができるリズを羨んでいる部分がある。簡単な「自分探し」じゃなくて、誰もが持つ悩みに対する答えの一つが「Eat,Pray,Love」。自分の再生のための時間、考えるための時間が欲しいときってありますよね。

地上波で放送した時に録画したものをたまに見返すんですが、たまたま今日の日中1年振りくらいに見たんです。

イタリアを旅してひたすら食べる。恋もスルーし、体重も気にせず、新しい友達と大いに笑って、家族のように過ごす。その中で「自分を表す言葉を見つけなさい」と言われて戸惑う。

次にインドの瞑想寺院へ。(そう! インドです! インドシーンあったな!と思い出して、インドにハマっている今、大興奮) インドで出会った少女の人生を見つめ、前夫をやっと赦せるようになり、自分のことも赦せるようになる。

スッキリしてバリに行ったら、次は恋。久しぶりの恋でなかなか踏み出せない。それでも最後には「一歩踏み出して、道を渡る」と決断する。

Italy、India、Indonesia。旅した国は全て「I」で始まるんですね。

英語版だけど、原作読めるかな。読んでみようかと思っています。また別の発見がありそう。 

 

 

ストレスが溜まっているときほど、「立ち止まってじっくり考えたい」と思ってしまいます。私の場合は考えても答えが出ないので、「何かを始めて変化しつつ感じる」方が向いている様子。

ちょうど最近、瞑想とヨーガを再開したんですよ。まだまだ思う通りにできませんが、少しずつ自分の身体と精神、両方と向き合っていきたいのです。その中で見えてくるものがある気がしています。そのタイミングで、毎日ダラダラ飲んでいたお酒もすっぱり止めてしまいました。また飲む日も来るとは思うけれど、一つの変化です。

 

映画に出てきた3つの国、全部行きたいですね。

(ただ、インドのことは好きすぎて失望したくなくて、ちょっと及び腰です。インドは、遠くから見ているくらいでw まだ、私にはレベルが高すぎてw)

 

この映画は「自分探しムービー」かも知れないけれど、旅も人生も、自分と向き合う時間には変わりがないのです。今すぐ答えが見つからなくても、大事にしたいものを集めながら生き、余分なものを手放しながら生きる。私もまだまだ修行します、はい。

 

 

 

名探偵ポアロシリーズ長編33作読破

読破しました。他の本も読みつつ、足掛け2年くらいかかりました。

タイトルは以下。Wikipediaより抜粋。

 

 

エルキュール・ポアロ - Wikipedia

 

 

あとで全体を評価できるようにと、タイトルやあらすじ、自分なりのレイティング(A〜Fランク)をメモに書きながら読み進めました。

ここでは1位と33位についてさらっと書こうかな、と。大きなネタバレはしない予定。

 

まずは堂々の「ドベ」33位。

「ビッグ4」

ビッグ4 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

ビッグ4 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

この小説を出版した前年12月にアガサは失踪事件を起こしており、小説自体も細かいエピソードを無理に1本の小説にまとめたような体裁で、「風呂敷は大きいが、一貫性がない」という、およそミステリー作品と思えない出来。どったんばったん大騒ぎのエンタメ小説だと思って読む覚悟が必要です。

 

 

私の1位は「アクロイド殺し」にしました。

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

ポアロシリーズ読み始めの序盤に触れた作品だったこともありますが……。ドラマ類も見たことが無く完全に初見だったので、してやられた感が楽しかった。冒頭でカボチャを育てるポアロも印象深く、その他の作品にもカボチャを育てた話題がちらほら出てきてほっこりしたのでw 

 

次点として上げたい、というか、実質1位は「オリエント急行の殺人」でしょうね。

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

数年前に三谷幸喜脚本のドラマ版を見ていて、色々台無しというか、いや、どうも配役が日本人で脳内再生されてしまってゴホンゴホンだったのですが、また映画化もされるようだし、名作だと思います。

 

 

ついでなので、その他で私が高評価をつけたものは以下。 

ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

ABC殺人事件こちらも名作。人に勧めやすい王道作品だと思います。安定感がある。

 

ナイルに死す (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

ナイルに死す (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

「ナイルに死す」数年前のドラマ版(英)を見ていたけど、中東ものの中でダントツに好きです。豪華な船旅とエジプトの遺跡のエキゾチックさ。中東ものだと「メソポタミヤの殺人」「死との約束」もあるのですが、他に比べて一段と豪華で悲しいストーリー。もう一度読みたいですね。

 

カーテン(クリスティー文庫)

カーテン(クリスティー文庫)

 

「カーテン」ポアロの引き際。複雑な思いですが、アガサもまた、ポアロに対して複雑な思いを持っていたんでしょう。弱者の味方でも、正義を貫く刑事でもない主人公なので。

 

 

全体的に何が良かったかと言うと、「だいたいが金持ちの遺産争い/金をめぐる争い」なので、貧乏で下品で粗暴な人間があんまり出てこないところです。ちゃんとした身なりで、豪華な屋敷に住んでいる、まっとうな教育を受けた人間が出てくるあたり「ダウントン・アビー」感があって良かったですね。実は投機で失敗していたり、あらぬ所で血のつながりがあったり、お金があっても人間臭さは変わらないのね〜という話の筋と、最後は犯人が分かって「おわり」な所も「火サス」みたいで気軽に読めました。

翻訳によってポアロの口調が違って「こんな口調はデイヴィット・スーシェじゃない」と思うものも。様々なサイトで評判が良い作品から読み進めたので、最後のほうはカス作品()が残って全作読破苦労しましたw 

 

 

ポアロ以外ではもちろん「そして誰もいなくなった」も読了。差別的な用語だとして現在の翻訳では使われない言葉が多いというので、わざと古い版の中古本を買いました。アガサの本はKindle版を買っているので、「そして誰も〜」だけ文庫本です。読み返したいのになかなか面倒w  

この作品が好きな人に、規模感が違うけれどポアロの「愛国殺人」をお勧めしたいですね。個人が考える正義の危うさを考えさせられます。

 

 

私にとっては「気軽に読めて厭な気分にならない本」として重宝していたポアロシリーズ。読破してしまったので、次はどうしたものか、迷うところです。

 

また京極先生でも読み直そうかしら。そろそろ夏、ですね。 

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)